2017年06月05日

災害医療についての講演会

6/4(日)に愛知県鍼灸マッサージ師会主催の災害医療について学ぶ講演会へ聴講しに行ってきました。

6年前の東日本大震災では津波により多くの方々が犠牲となりました。去年には熊本地震による大きな被害が報告されています。地震だけでなく大雨による洪水、台風や竜巻、豪雪などによって命を落としたり、重傷を負う危険性があります。

災害により負傷者が出た場合、同時に搬送できる人数には限界があるため、平時での救急医療が受けられていれば助かるはずであった命が失われる事態が起こりえます。1995年に起きた阪神淡路大震災では「防ぎ得た災害死」が約500名存在した可能性があるそうです。

この初期医療体制の遅れを改善するべく2005年に発足したのが災害派遣医療チーム(DMAT)で医師と看護師を中心とした4名のチームを基本として現地で活動します。テレビドラマで放映されたこともあるのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

現時点では初期医療のチームに鍼灸師は加わっておりませんが、避難所で生活しておられる方々に無料で鍼灸やマッサージを提供する様子を業界誌などで見かけたことがあります。。以前はほとんどが個人での活動でしたが、最近では鍼灸師会などの組織が指揮をとるようになってきているようです。

また被災者だけでなく救援活動を行う自衛隊員などの支援者にたいして鍼灸マッサージを行うスペースを現場に設けた事例の報告もありました。

鍼灸師やマッサージ師が直接被災者の命を救うことは難しいですが、長引く避難生活での疲労やストレスを軽減したり、救援活動をされる支援者のみなさんの疲労をやわらげるなど、鍼灸師やマッサージ師が活躍できる役割があることを学びました。
医療機器がなくてもはりともぐさ、そして手があれば施術を行うことができることも大きな強みですね。


講演会の帰りに栄でタイフェスティバルが開催されていたので寄ってきました。多くのタイ料理の屋台や民族衣装を扱うお店が多く並び、ステージではライブなどのショーが行われ大変多くの人でにぎわっていました。色々な人種の人が集まっていたので日本にいることを忘れるような感覚でした。
タイフェスタ2017

2004年のスマトラ沖地震ではタイでも甚大な被害を受け、多くの尊い命が失われています。災害は世界中のどこにいても突然やってくるものなので日頃からの備えの重要性を改めて感じました。
タグ:講習会
posted by 続木はり院 at 20:56| 日記