今回はなぜ血圧が高いといけないのか、簡潔に説明したいと思います。
先に結論からいうと、脳卒中・心筋梗塞・腎臓病などのこわい病気にかかるリスクが増えるためです。ではなぜこれらの病気にかかりやすくなるのでしょう?
そもそも血圧とは、血液が流れるときに血管の壁を押す圧力のことです。大部分の血管では身体の中心部から手や足の末端部に行くにしたがって、少しずつ血管が細くなっていきます。それに伴って血管にかかる圧力も弱くなっていきます。
ところが脳や心臓、腎臓では、太い血管からいきなり細い血管へと枝分かれする構造になっています。そのため太い血管の強い圧力がダイレクトに細い血管へと加わります。当然細い血管の壁は弱いため、血圧が上がると壊れやすくなります。
脳や心臓といった大切な臓器で血管が破れたら大変ですよね!これが血圧が高いといけない理由です。
血圧が上がる原因は塩分の摂りすぎ、肥満、運動不足、喫煙、過度の飲酒といった生活習慣です。
ちなみにはり治療にも血圧を下げる効果があります。お気軽にご相談ください!
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