2014年09月26日

なぜ鍼(はり)の治療にこだわるの?

当院では一部の症状にお灸をすることはありますが、基本的には鍼(はり)のみで治療を行っています。私は鍼灸以外にもマッサージや整骨の国家資格も持っています。よくまわりからもせっかく免許を持っているのになぜ鍼しかしないのかと聞かれます。

どうして私は治療に鍼しか使わないのでしょうか?それは当院のホームページにもかかれているとおり、鍼灸の学会でのデモンストレーションである有名な先生の治療を受けたのがきっかけです。そしてさらに自分の背中を押すことになったのが、東洋医学の原典である黄帝内経霊枢という書物の病傳篇に記されたある一文です。

霊枢のイメージ

そこに書かれていることを意訳すると「世の中には鍼や灸、マッサージ、運動療法や薬など様々な治療法があるがあらゆる方法を使いこなせるようになるべきか?」という問いに対し「1つの方法に習熟すればいかなる方法にも応用することができる。」と答えています。

つまりあれもこれもと手を出してどれも中途半端になるよりも、1つの道を究める(きわめる)ことにより、あらゆる疾患に対応すべきというのがこの文章の教えになります。
この文を目にして私は鍼1本で生きていくことを決心したのです。
タグ:鍼灸 はり
posted by 続木はり院 at 21:29| 鍼灸