2015年02月24日

内蔵型の冷え症

内蔵型は四肢末端型と真逆のタイプです。通常寒いときには熱の放散を防ぐのを目的に、末端の血流を減らすため手足が冷たくなるのですが、「内蔵型」では寒くても身体表面の血流が減らないため熱がどんどん外へ逃げていってしまいます。

その結果、お腹などの身体の中心部はどんどん冷えていってしまいます。そのため手足をさわると意外に温かいことが多いです。

内蔵型は熱の放散が多いタイプですから、温めると汗をかいて余計に熱が逃げて冷えてしまう場合があります。そのため汗をかかない程度に適度に保温することが必要となります。

また内蔵型では副交感神経が優位になっているためダラッとしやすい状態にあります。ですから運動により適度な緊張感を与えるといいでしょう。

もちろんはり治療により自律神経のバランスを整えることも効果的です。

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posted by 続木はり院 at 21:45| 冷え症/冷え性