2015年05月08日

鍼灸院に女性が多く通院する理由

当院に通院する方の性別の割合は8〜9割程が女性です。これは当院に限ったことではなく他の鍼灸院でも女性の患者さんが多いようです。今回はなぜ鍼灸院には女性の患者が多いのかを考えてみたいと思います。

まず女性には子供を妊娠し、育てるという働きがあるため、月経周期という約28日の中で体内ではホルモンの分泌量が変化し、その影響で身体や気持ちなどにも変化があらわれます。そのため毎日の体調に対して敏感になります。

またお化粧のために鏡と向かい合う時間が長くなるため顔色の変化や肌の状態に気づきやすくなります。さらにそれだけではなく女性の嗅覚細胞は男性よりも多く存在し、視覚に関わる網膜の細胞も多いとされています。これは太古の昔から家庭を守ってきた特性で、食べ物の腐った臭いや子供の顔色など命にかかわることに関して女性は生まれつき鋭いということになります。

これが自分の健康への関心につながるわけですね。まさに女性の神秘といったところでしょうか。よく女性は男性のウソを見抜くのが得意といわれたりしますが、こういうことにも関係しているのかもしれません。

それに対して男性では自分の健康に関しての興味もうすく鈍感な傾向にあります。おしゃれに気をつかう方以外ではほとんど鏡を見ないという方も多いのではないでしょうか?

こういう言い方は失礼かもしれませんが、男性には妊娠という働きがないため女性に比べて身体が単純に出来ています。月経もないため一か月の間にそれほど大きな変化もありません。単純な分体調を崩しても回復も早く、治療も1、2回で済むことが多いのも女性の患者さんの割合が多くなる要因かもしれません。

ただどんどん社会が複雑になっている現代では精神的なストレスが多く、心が疲労した場合はいくら丈夫な男性でもそう簡単には元通りになりません。
男性の場合は自分の体調に無頓着なばかりではなく、つらくても我慢してしまう方が多いので、ひどくなってからようやく来院するケースも多くあります。当然症状の軽いうちに来院したほうが早く回復できます。

そういうわけで男性の方も自分の身体にも目を向けて、毎朝鏡で顔色などチェックしてみてはいかがでしょうか?
タグ:鍼灸
posted by 続木はり院 at 21:30| 雑学