2015年06月30日

上手に摂取カロリーを減らす

人間が生きていく上で栄養素は必ず摂らなければいけません。ダイエットは最低限の栄養素を摂り、いかに余分なカロリーを減らすかが重要となります。

そこでまず最も簡単な方法が間食を減らすことです。間食ではお菓子やケーキなどの甘い物が好まれますが、だいたい200〜500kcalにはなります。栄養面から見ても脂質と糖質が多く、無駄なカロリーとしかいえません。
ただ女性の多くがスイーツなどの甘い物を食べることがストレス発散になっていたり、生きがいになっていることもあるので、我慢のしすぎも考えものです。そこで食べるのを週に1、2回とか決めて減らすだけでも十分効果的です。
どうしてもお菓子をがまんできない場合はお菓子の袋の裏面にある栄養成分表を見てみるといいですよ。予想以上のカロリーの高さに驚くはずです。

次は間食は全くしないけど体重が減らないという場合です。3食での栄養のバランスはとれているか、量は多すぎないかチェックするといいのですが、ここで役に立つのが食品成分表です。本屋で手軽に手に入れることができて、食品ごとの栄養素がくわしく載っています。それを参考にして自分の食事から計算すると1日にどれだけのカロリーを摂取しているかが分かります。

平均的な体格の成人でデスクワークなどが中心の場合、1日に必要なカロリーは男性で約2200〜2400kcal、女性で約1800〜2000kcalになります。それと見比べて現在の摂取カロリーが多い場合は平均量に近づければいいわけです。

そこで何を減らすかですが、健康面から考えた場合脂肪を減らすのが先決です。「健康日本21」では脂肪エネルギー比率を20〜40歳代で25%以下を目標にしています。1日の摂取カロリーを1800kcalとした場合、脂肪の割合は450kcal、脂肪は1gで9kcalなので、1日に50g以下に抑えるのが理想となります。(ちなみにスナック菓子1袋には脂肪が20g近くあります)
肉は脂身ののった肩ロースなどは避けてもも肉などの赤身が多い部位を選ぶようにしましょう。

そこまでするのはめんどくさいっ!という方は夕食だけお米の量を半分にするなど少しずつ減らしていくとストレスなくダイエットを行うことができます。

とにかくダイエットは「計画的に」「無理なく」「健康的に」が基本です。短期間で結果を出そうとあせると失敗することが多いので、自分のペースでゆっくりと結果を出しましょう。
タグ:ダイエット
posted by 続木はり院 at 21:51| ダイエット