蚊のくちばしの太さが0.08mmなので、どれだけ細いかがご理解いただけると思います。材質はステンレスですが、これだけ細いので指で触るとグニャグニャ曲がります。
どうしても針と聞くと注射のイメージから痛い、怖いものと思われがちです。しかし採血などで使われる注射針の直径は0.6mm〜0.9mmと太く、しかも中心に血液や薬液を通すための穴があいてるので鍼灸の針とはまったく構造が異なります。ちなみに鍼灸の針は注射針の穴にすっぽり入ってしまうほどの細さです。
ですから基本的に出血もしません。それははり治療でできる穴が非常に小さいために(見た目には全くわかりません)血液が漏れ出ることができないためです。
ただまれに中で血管が傷つくと血液が外に出られないために内出血となることがあります。どうしても使用する本数が増えると内出血する可能性が高くなりますが、見た目の問題だけで健康上の問題はありません。通常10日前後で消えていきます。
服でかくれる部位などはみなさん気にされませんが、顔面部などは目立ちますので、顔面部に施術する必要がある際には必ず説明と確認をとります。同意なしに施術することは致しませんのでご安心ください。また気になることは遠慮なくおっしゃってください。
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