2015年02月13日

冷え症の5つのタイプ

当院へ来院される患者さんの中にも冷えに悩んでいる方は大勢います。大半が女性ですが男性でも冷えを感じている方が増えてきています。
冬の寒い時期はもちろん夏場でもくつ下をはいていないとがまんできない方も多くみえます。しかし、はり治療で冷えが改善され、冬でも冷えが気にならなくなったという嬉しい報告を受けることがよくあります。

当院のホームページにも冷え症の原因と治療法について説明していますが、北里大学の伊藤剛先生が冷え症を5つのタイプに分類していて分かりやすかったので、私見もまじえて紹介したいと思います。

その5つのタイプとは、
下半身型
四肢末端型
内臓型
全身型
局所型

となります。それぞれのタイプの特徴と対策を次回から順番に説明していきたいと思います。
posted by 続木はり院 at 21:41| 冷え症/冷え性

2014年10月17日

冷え症(冷え性)と食事の関係

これから寒い季節に入ると手足が冷たくて困るという女性が増えてきます。当院では鍼(はり)治療による冷え症の改善を得意としていますが、自分でできる体質改善および冷えの予防として、冷えと食事の関係について説明します。

食べ物には栄養分以外に体を冷やす力、温める力を持っています。南国の暑い地域でとれる食べ物には冷やす力、北国の寒い地域でとれる食べ物には温める力があります。同じように暑い夏にとれる食べ物には冷やす力、寒い冬にとれる食べ物には温める力があります。

つまり世の中よくできたもので、住んでいる地域のその季節にとれた食べ物を食べていればうまく体温を調節できるわけです。
ところが現代では空輸や農業技術の発展によって、冬でも夏の野菜が食べられたり、バナナやマンゴーなどの南国のフルーツをいつでも食べることができます。これらはおいしい上にヘルシーなイメージがあるので健康志向の強い女性には好んで食べられると思います。その結果さらに体が冷えるといった状態に陥ってしまいます。

慢性的な冷えに悩んでいる方は一度食事の内容を見直してみてはいかがでしょうか?


体を冷やす食品(夏が旬の食材) ・・・キュウリ、ナス、トマト、レタス、冬瓜、ナシ、スイカなど
             (南国のフルーツ)・・・バナナ、パパイヤ、マンゴーなど

体を温める食品(冬が旬の食材) ・・・カブ、ネギ、ニラ、ニンジンなど
posted by 続木はり院 at 22:45| 冷え症/冷え性