前回の続きで夏バテ対策に有効な食材を紹介したいと思います。以前冷え症と食事の関係という記事で食べ物には体を冷やす力や温める力を持っていることを紹介しました。暑い夏では食材の冷やす力を利用することにより夏バテを予防することができます。
基本的には夏にとれる野菜には冷やす力があります。キュウリやトマト、ナスに冬瓜(とうがん)、スイカなどです。ほかに南国でとれるフルーツにも冷やす力があります。バナナやマンゴーなどは夏にぴったりの食材ですね。
飲み物なら麦茶がおすすめです。加工したものでは豆腐やこんにゃくがあります。豆腐は冷奴にして食べると冷たくておいしいですね。
いかがでしょうか。いずれも水分が豊富で食欲が低下しがちな暑い日でもおいしく頂けそうですね。もちろん食べ過ぎはお腹を冷やしてしまうので気をつけましょう!
みなさんもこれらの食材をうまく活用して暑い夏を健康にのりきってください。
2015年08月04日
夏バテ対策 〜熱を冷ます食材〜
posted by 続木はり院 at 21:25| 健康情報
2015年07月31日
夏バテに注意!
いよいよ今年も暑い夏がやってきました。夏は海水浴や山でのキャンプなど楽しいイベントが盛りだくさんですが、その反面暑さでだるくなり、すぐ疲れてしまうなどの理由で夏はきらいという方も多いのではないでしょうか?今回はこのような夏バテについて説明したいと思います。
夏バテにはさまざまな原因が絡み合っています。現代で最も多いのは冷房の影響ではないでしょうか。人間には体温を一定に保つ機能があり、暑いときは汗を出して体温を下げます。汗が蒸発するときに身体の熱を奪っていってくれるのです。そして体温調節の仕組みは自律神経によって管理されています。
夏には冷房のきいた屋内と暑い外とを行き来することが多くなりますが、頻繁に体温の調節が行われるとその調節をする自律神経が疲れてしまいます。ひどくなるとめまいや頭痛、食欲不振などの症状があらわれます。
また湿度の高さが汗の蒸発を邪魔して体温を下げることができなくなるのも夏バテの原因となります。
その他には暑さで食欲が低下することにより栄養が不足することも夏バテの原因となります。暑いからといってジュースをがぶがぶ飲むと、ジュースに含まれる糖分によりお腹が満腹になり、タンパク質などの栄養素の摂取が不足してしまいます。そうなると体力が低下して疲れやすくなります。ですから水分補給は水やお茶にしましょう。
次回は暑い夏におすすめの食材を紹介したいと思います。
夏バテにはさまざまな原因が絡み合っています。現代で最も多いのは冷房の影響ではないでしょうか。人間には体温を一定に保つ機能があり、暑いときは汗を出して体温を下げます。汗が蒸発するときに身体の熱を奪っていってくれるのです。そして体温調節の仕組みは自律神経によって管理されています。
夏には冷房のきいた屋内と暑い外とを行き来することが多くなりますが、頻繁に体温の調節が行われるとその調節をする自律神経が疲れてしまいます。ひどくなるとめまいや頭痛、食欲不振などの症状があらわれます。
また湿度の高さが汗の蒸発を邪魔して体温を下げることができなくなるのも夏バテの原因となります。
その他には暑さで食欲が低下することにより栄養が不足することも夏バテの原因となります。暑いからといってジュースをがぶがぶ飲むと、ジュースに含まれる糖分によりお腹が満腹になり、タンパク質などの栄養素の摂取が不足してしまいます。そうなると体力が低下して疲れやすくなります。ですから水分補給は水やお茶にしましょう。
次回は暑い夏におすすめの食材を紹介したいと思います。
posted by 続木はり院 at 21:44| 健康情報
2015年05月19日
よくかんで食べる
みなさんも子供のころお母さんから「ごはんはよくかんで食べなさい」と言われたことがあるのではないでしょうか?今回はよくかんで食べることによって体にどのようなメリットがあるのか説明したいと思います。
@唾液がよく出る
唾液には消化液としての役割だけでなく、食べ物を飲み込みやすくしたり、殺菌作用もあります。また食物成分を溶かし出し、味覚器に届けることによって一層食事がおいしく感じるようになります。
A脳を刺激する
食べ物をしっかりかむことによって脳を刺激し活発にさせます。またアゴをよく動かすことによって脳により多くの酸素を送ることができるといわれています。
Bダイエット効果
よくかんで食べることはゆっくり食べることにつながります。すると満腹になる前に満腹感が出て食べすぎるのを防ぐことができます。
C歯が丈夫になる
特に硬い物をよくかむと歯が丈夫になります。健康で長生きするためには歯はとても大事です。
このようによくかんで食べることは体にとって多くのメリットがあります。どうしても仕事などで忙しいと急いで食べてしまいがちですが、意識してよくかむことによって健康的な生活を送りましょう!
@唾液がよく出る
唾液には消化液としての役割だけでなく、食べ物を飲み込みやすくしたり、殺菌作用もあります。また食物成分を溶かし出し、味覚器に届けることによって一層食事がおいしく感じるようになります。
A脳を刺激する
食べ物をしっかりかむことによって脳を刺激し活発にさせます。またアゴをよく動かすことによって脳により多くの酸素を送ることができるといわれています。
Bダイエット効果
よくかんで食べることはゆっくり食べることにつながります。すると満腹になる前に満腹感が出て食べすぎるのを防ぐことができます。
C歯が丈夫になる
特に硬い物をよくかむと歯が丈夫になります。健康で長生きするためには歯はとても大事です。
このようによくかんで食べることは体にとって多くのメリットがあります。どうしても仕事などで忙しいと急いで食べてしまいがちですが、意識してよくかむことによって健康的な生活を送りましょう!
タグ:ダイエット
posted by 続木はり院 at 21:22| 健康情報
2015年05月15日
プラス思考の効用
「人生前向きに」とかビジネスにおいての成功イメージなど、プラス思考が人によい影響を与えることはよく知られています。今回はプラス思考をしたときに起こる身体の変化を説明しようと思います。
プラス思考によって脳内からセロトニンとβ-エンドルフィンというホルモンが分泌されます。セロトニンは不安感をなくし、精神を安定させ、愉快な気持ちにさせます。不足するとイライラして気分が落ち着かず、うつ病や睡眠障害を引き起こします。
β-エンドルフィンは苦痛やストレスを緩和させ、多幸感を与えます。マラソンで一定時間の苦しさを乗り越えると気分が高揚してくる「ランナーズハイ」もβ-エンドルフィンの働きです。そのため「ハッピーホルモン」とも呼ばれています。
つまりプラス思考というのはただの思い込みや妄想などではなく、実際に身体によい変化を起こします。精神の安定は自律神経を介して肉体にも作用するので気持ちだけでなく体も健康になります。
さらに研究者の話によると、プラス思考が良い遺伝子のスイッチをONにする可能性があるそうです。天才と呼ばれるような人も一般人も実は遺伝子の並び方はほとんど同じで、その差は0.1%程度。問題は良い遺伝子のスイッチがONになっているかOFFになっているかです。
つまりプラス思考によって良い遺伝子をONにすれば大きな可能性が広がるということですね。
とはいえ仕事などでストレスもあってそう簡単にプラス思考なんてできないよ、という方におすすめなのが鍼灸治療です。はりの刺激によって脳内からβ-エンドルフィンが分泌されることが認められています。
前述したとおりβ-エンドルフィンは前向きな気持ちになれるハッピーホルモンです。ついつい物事を悪い方に考えてしまうあなたも鍼灸でプラス思考を身につけましょう!
プラス思考によって脳内からセロトニンとβ-エンドルフィンというホルモンが分泌されます。セロトニンは不安感をなくし、精神を安定させ、愉快な気持ちにさせます。不足するとイライラして気分が落ち着かず、うつ病や睡眠障害を引き起こします。
β-エンドルフィンは苦痛やストレスを緩和させ、多幸感を与えます。マラソンで一定時間の苦しさを乗り越えると気分が高揚してくる「ランナーズハイ」もβ-エンドルフィンの働きです。そのため「ハッピーホルモン」とも呼ばれています。
つまりプラス思考というのはただの思い込みや妄想などではなく、実際に身体によい変化を起こします。精神の安定は自律神経を介して肉体にも作用するので気持ちだけでなく体も健康になります。
さらに研究者の話によると、プラス思考が良い遺伝子のスイッチをONにする可能性があるそうです。天才と呼ばれるような人も一般人も実は遺伝子の並び方はほとんど同じで、その差は0.1%程度。問題は良い遺伝子のスイッチがONになっているかOFFになっているかです。
つまりプラス思考によって良い遺伝子をONにすれば大きな可能性が広がるということですね。
とはいえ仕事などでストレスもあってそう簡単にプラス思考なんてできないよ、という方におすすめなのが鍼灸治療です。はりの刺激によって脳内からβ-エンドルフィンが分泌されることが認められています。
前述したとおりβ-エンドルフィンは前向きな気持ちになれるハッピーホルモンです。ついつい物事を悪い方に考えてしまうあなたも鍼灸でプラス思考を身につけましょう!
posted by 続木はり院 at 21:31| 健康情報
2015年05月12日
タバコが身体に与える影響
タバコの喫煙による肺がんのリスクはよく知られていますが、他にも動脈硬化、高血圧、脳卒中、心筋梗塞や狭心症などの原因となります。今回はタバコが身体に与える影響について解説したいと思います。
タバコの中にはニコチンが含まれていますが、ニコチンは交感神経、副交感神経をともに刺激します。両者の働きは相反するものなので、各臓器がどういう作用を示すかはその臓器で交感神経と副交感神経のどちらが優勢かで決まります。
またニコチンにより副腎髄質から交感神経と似た作用をもつアドレナリンが大量に放出されます。
こうして交感神経の興奮とアドレナリンの作用によって血管は収縮し、血圧が上昇して心拍数が増加します。一方副交感神経の作用で消化管の運動は活発になり、消化液も増えて下痢を引き起こすことがあります。
この中で特に問題となるのは血管収縮作用で、喫煙をすると少し頭がボヤッとすることがあります。これは血管が収縮したことで脳への血流が低下していると考えられています。いわば軽い失神をしているのと同じ状態です。一服による血流不足で数10個ぐらいの神経細胞が死んでいると考えている研究者もいます。
またニコチンにより放出されるアドレナリンは闘争ホルモンとも呼ばれ、この影響で体は常に緊張し、戦闘態勢に入ったままで、いつもストレスがかかった状態になります。
このようにタバコはまさに百害あって一利なしと言えます。また副流煙によりまわりの家族やお子様にまで悪影響を与えてしまいます。できるものなら禁煙するのが一番ですね。
禁煙したい、そうは言ってもイライラしてまた吸いたくなってしまう、そういうときは精神安定作用、ストレス発散効果のある鍼灸治療を活用してみてはいかがでしょうか?続木はり院はあなたの禁煙をサポートします!
タバコの中にはニコチンが含まれていますが、ニコチンは交感神経、副交感神経をともに刺激します。両者の働きは相反するものなので、各臓器がどういう作用を示すかはその臓器で交感神経と副交感神経のどちらが優勢かで決まります。
またニコチンにより副腎髄質から交感神経と似た作用をもつアドレナリンが大量に放出されます。
こうして交感神経の興奮とアドレナリンの作用によって血管は収縮し、血圧が上昇して心拍数が増加します。一方副交感神経の作用で消化管の運動は活発になり、消化液も増えて下痢を引き起こすことがあります。
この中で特に問題となるのは血管収縮作用で、喫煙をすると少し頭がボヤッとすることがあります。これは血管が収縮したことで脳への血流が低下していると考えられています。いわば軽い失神をしているのと同じ状態です。一服による血流不足で数10個ぐらいの神経細胞が死んでいると考えている研究者もいます。
またニコチンにより放出されるアドレナリンは闘争ホルモンとも呼ばれ、この影響で体は常に緊張し、戦闘態勢に入ったままで、いつもストレスがかかった状態になります。
このようにタバコはまさに百害あって一利なしと言えます。また副流煙によりまわりの家族やお子様にまで悪影響を与えてしまいます。できるものなら禁煙するのが一番ですね。
禁煙したい、そうは言ってもイライラしてまた吸いたくなってしまう、そういうときは精神安定作用、ストレス発散効果のある鍼灸治療を活用してみてはいかがでしょうか?続木はり院はあなたの禁煙をサポートします!
posted by 続木はり院 at 21:30| 健康情報