
犬山市にある明治村は独立した施設ですが、こちらの大正村は明智町という一般の方々が暮らしている町がそのまま観光スポットとなっており、ところどころに資料館などの施設が散在しています。そのため散策をしていると農作業中の地元の方とあいさつを交わしたりと明治村とはまた違った魅力があります。
大正の雰囲気が残る路地です。パンフレットによると江戸時代から続く呉服屋の蔵だそうです。

大正村役場です。中にはレトロ電話や大正村に関する資料が展示してありました。

玄関の中にはかわいいソファーが置いてありました。


旧三宅家です。屋内では係の方が薪を燃やしていて懐かしいにおいがしました。また質問にも答えてくれました。


平成3年に明智町に寄贈され、翌年に現在地に移築されるまで実際に人が住んでいたそうです。割と最近まで住んでいたことになりますね。


囲炉裏もあって立派なお屋敷です。個人的に大正村の施設の中でもお気に入りの場所です。


そこからさらに山道を登っていくと明知城跡があります。城跡なので建物などはなく、かつて存在した本丸や二の丸などの砦を想像しては思いにふけって楽しみました。観光客は自分以外に誰もおらず若干さみしさも感じましたが歴史好きの方にはおすすめの場所です。

渡り廊下のある家です。道を一本入ったところにあるので見落としてしまいがちですが、珍しいのでぜひ見ておいてほしいですね。

大正村資料館です。館内は有料ですが、玩具や蓄音機、大正時代の新聞など多くの資料が展示してあります。

その隣には大正の館があります。


電話室など現代では見ることがないものが展示してあります。



パンフレットの地図に載っている場所すべてを見学することはできませんでしたが、大正時代の雰囲気を楽しむことができました。すべてを回ろうとするとかなりの距離を歩くことになるので今くらいの涼しい時期が散策するには適していますね。